伊東制作所ブログ

ハッとしたものごとを書き残したい衝動


(たぶん世界最速)ガチのビジネスSNS「will」レビュー

ちらっとググってみても他に無かったので、このエントリーが世界最速レビューってことにさせてください…というわけで、今回はビジネス専用SNS「will」(https://openwill.jp/)について。

第一印象は「クローズドな異業種交流会」。
だって、主要な機能が「名刺交換」ですし、なにより完全実名制=誰かの紹介がないと入れない&紹介者は責任を持つというルールが!
ハードル高え。
※ただし、今はちょっとしたカラクリがありまして、それは文末に。

▼これがログイン後の画面。Facebookでいえばニュースフィードみたいな感じ。
will
印象的なのがデュアルディスプレイならぬ、“デュアルニュースフィード”化してる点。
モザイクをかけた左側の「will line」が、交流/求職/求人などの目的を持つ投稿のみが可能な領域で、それとは対照的に右側「open line」はなんでも自由に投稿していいらしい。
パッと見はリニューアル前の「Storify」みたいだなとも思った。

▼昔(といっても2011年あたり)のStoryfy ※画像はlifehackerさんから拝借

私事ですが、昔あるメディアの立ち上げ担当だった際、同じように左右をバッサリ分けて新しい体験をユーザーにしてもらおう!と企画したものの、標準的なモニターサイズ・解像度と盛り込みたい機能との折り合いがつかず、断念した記憶があります。
Storifyもだいぶとっつき辛かったですが、willはそこのところが上手く整理されており、むしろ使いやすくて好感。
ちなみに開発者の柿崎右京さんに質問してみたところ、特に何かを参考にしたわけではなく、試行錯誤していくうちにたまたまこの形になったっぽいです。

で、この左右のラインやらコミュニティスペースなどで他のユーザーとの接点が生じ、めでたく名刺交換の機会に繋がる、と。

▼各ユーザーに履歴書チックなプロフィールページがあって、そこから自分の名刺を送ることができる
profile

最近攻勢をかけている米国産ビジネスSNS「LinkedIn」との差別化のカギは、この「まずはお名刺交換を!」的な和風さとクローズド感にありそうですね。そもそもあちらは転職・採用ツールという趣が強いですし。

このWillは、ユーザー数もまだ少なく(2014年6月時点で推定登録者は数百人、アクティブユーザーは数十人?)、今のところほぼ全員おじさん、企業の中堅層や経営者の方のようで、おそらくこの比率は今後もさほど変わらないでしょう。
まだ盛り上がっているコミュニティもなさそうですし。
もっと言えば、プッシュ通知がないとログインの動機にならなかったりするので、スマホアプリも欲しい。けど今はまだ無い。

つまりまだこれから…という段階だと思うのですが、それゆえにSNS初期特有の、運営とユーザーとの距離が近い穏やかなムードがあり「このなんかおもろいことが起きそうなサイトをどう盛り上げましょうか」的な意見がwill上で飛び交っていたりもします。
アーリーアダプターを自認する皆さん、たぶんいまなら余裕でなれます。

それともう一つ、意外な効果が。
サイトの成り立ち的にそりゃそうだって話かもしれませんけど、わりと硬めの投稿が多いので、Facebookのようにリア充自慢やら怪しい疑似科学記事やら診断アプリのシェアといった波状攻撃にあてられることもなく、菩薩のように穏やかな顔でサイトを眺めることができます。
リア充自慢やめてー
▲こういうの、僕はもう本当に見たくないんですよ…本人達に言う勇気はないけど(画像はイメージです)
菩薩
▲こんな表情でいたいものです

というわけで、ちょっと登録してみたい!でも紹介制だしどーやって・・・?とお考えの方に。
今はベータ期間なのでFacebookのプロフィールで本人確認が取れる方には直接招待状を送ってくれるそうです↓
・willメンバー募集 http://blog.openwill.jp/join_will/

余談ですが、このサイトを作った柿崎さんは、あのホリエモンドットコムの設計や開発を担当したのだそう。

2014年6月23日追記

Willのサポートフォーラムに新機能の要望を投稿(木曜)⇒週明けに実装されてちょっとビビりました。

対応早い▼
forum

このエントリーを書いた人

伊東宏之(伊東制作所):Webディレクター兼CM音楽作家として活動しています。


PROFILE

Hiroyuki Ito

ウェブディレクター/サウンドクリエイター。個人事業としての伊東制作所(当サイト)を経てシララ株式会社を設立。

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