たった2つ。コスパの良い二日酔い対策
気の置けない友人との飲み会や、困難な案件がうまく完了した時の打ち上げって、最高ですよね。
でも、楽しくてついつい飲みすぎてしまい、二日酔いなんてことも・・・
そうやって翌日からのパフォーマンス低下に連鎖させてはもったいないです。
そこで、
・科学的根拠がある(っぽい)
・お金と労力がかからない
・自身の体感値
をもとに最近続けている、2つの超カンタンな二日酔い対策(予防法)を備忘をかねてまとめました。
1、超基本!飲酒前後と最中に、水かお茶を多めにとる
かなり基本的なことですみません。
でも、飲む前/飲んでいる最中/飲んだ後のこまめな水分補給は、確実に効きますよね。
いざ飲みはじめると忘れがちなので注意したいところ。
アルコールの血中濃度が高まるのを防いだり、アルコール摂取による脱水症状を防ぐことを考えると、必須です。
なお、緑茶にはビタミンCが含まれており、アサヒフードアンドヘルスケアによるとアセトアルデヒドの分解にも使われるそう。
ただし眠る前の摂取については、睡眠を阻害するカフェインが入っているので緑茶ではなく「水」の方がよさそうです。
※飲み会の最中で水やお茶を頼むとブーイングが出る場合もありますが、そこは明日の朝さわやかに目覚めるためにサラリとかわしましょう…
また、水だけではなく飲む前におにぎり1個ぐらいは食べておいて空腹にアルコールを注がないように気をつけたいです。
コスト:200~300円(500mlペットボトルを2本)
2、サプリメント「ノ・ミカタ」摂取
飲酒対策サプリメントで一番ポピュラーなのはウコン系ドリンクや肝臓水解物などだと思いますが、私自身は効果を感じたことがないです。あれを飲んで、みなさんホントに違いがありますか・・・?
と思ってググったら医師によるこんなコラムが!
肝臓人間だぁ?”酒”飲みをダマす新手にご注意
ウコンはこれらの肝機能のどこに改善作用があるんじゃ?おいらにはさっぱりわからんしそれに関する効果を検証した論文も、お目にかかったことがないというわけだ。
(中略)
たとえば、心筋障害・心筋梗塞など心臓の機能に障害がある人は、ハツ(心臓)を食えば心臓がよくなるとお思いか?
http://code-g.jp/hoppy/102120509-004.php より
というわけでサプリに頼ること自体に疑問符がつきますが、1つだけ「効いているかも?」と思ったのがこれ。
味の素の「ノ・ミカタ」。
これに含まれるのが「アミノ酸アラニン」という成分。
協和発酵バイオのウェブサイトによると、
肝機能の改善効果や下痢によって失われた水分補給、運動後に糖が不足したときに起こるケトーシスを、ケトン体を減らすことにより防ぎます。
http://www.kyowahakko-bio-healthcare.jp/healthcare/aminoacid/yougo/2_03.html より
とのこと。
これがアルコールを摂取した人体に対し、現実ではどう作用しているのかはわかりません。ただ、私の体感的にはどうも効いているようで、呑む前後に使っています。
医薬品ではないので、味の素の公式ウェブサイトでもおおっぴらに効果・効能はうたわれていませんけどね。
コスト:60~100円(ノ・ミカタ 30本入箱 1回分)
他にも「L-システイン」を含む「ハイチオールC」は公式ウェブサイトの効果・効能に「二日酔」とハッキリ書いているので、合う人にはいいかもしれません。
私もプラセボ効果も期待しつつw、飲むときはあります。
なお、身も蓋もない話ですが、二日酔いの特効薬などがあればとっくに医薬品として処方や市販がされているはず。
あくまでも最初から飲みすぎない自制心が大事!という、特大ブーメランを放ってこの稿を終わりにします。
【2015.12.20追記】
私の大好きなニュースサイト「カラパイア」に興味深い記事がありました。
・二日酔いに最強の解消薬を探せ!世界9つの二日酔いに効く治療法 : カラパイア
海外には、二日酔いに効果がある(とされているもの)全部入り、みたいなサプリがあるんですね。