どれが選ばれる?音楽配信サービスAWA,LINE MUSIC,Apple Music
国産ストリーミング型音楽配信アプリAWA(読み方は“アワ”らしいです)と、LINE MUSIC。そしてまもなくApple Musicも開始します。
世界的には同様のサービスとしてSpotifyがリードしているものの日本上陸がまだですので、上記3つ、ないしはSpotifyの参入時期によっては4つで市場がパンッパンに埋まるのではないでしょうか。
※ソニーの「Music Unlimited」という先行サービスもありましたが、ひっそり終了・・・
どの定額制音楽配信サービスが選ばれる?
▼AWA▼
▼LINE MUSIC▼
▼Apple Music▼
AWAとLINE、どちらも使い勝手は良いです。前者はプレイリストから曲を流し聴き&発掘していくタイプ、後者はテーマ・ジャンルやアーティスト名などから掘っていくタイプ。
Apple Musicは、2015年6月30日からスタート、つまりまだ開始前ですが、おそらくiTunesとの連動という点で日本ユーザーにとっても慣れ親しんだ設計がなされていることでしょう。
ただ、この手のサービスをいくつも併用するのは煩わしいので、ユーザーにとって1つでいいはず。なにしろ定額課金されますからね。
そうなるとあくまでユーザーからみた決め手は
1、曲の多さ
2、ソーシャル機能
ではないでしょうか。
1は、現時点ではどれも「数百万曲」と言われつつ、やはりまだまだ不足している感が否めません。しかし、これが足りないとサービスが成立しないため、各社必死でかき集めて、いずれ似たり寄ったりになっていくと予想。
※AppleはiTunesがあるのでストック曲数自体は群を抜いていますが、サービス開始後は他と同じように数百万曲のようです
2については、LINEがコミュニケーションツールとして発展した背景から「友だちと音楽を共有する」という強みがあるため、日本に限定すればLINE MUSICがやや優勢ではないかと。スタンプ風に曲を友達に送れるのが、らしいところですね。
対するAppleは伝統的にソーシャル対策が弱いですから、今回もその点はイマイチなのでは?と考えられます。
また、あえてもう1つ条件を付け加えるとすれば、やはり金額。若年層のユーザーも巻き込むなら100円、200円の差は大きいかもしれません。
この戦いがどうなっていくか、とても興味深いです。